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診療科・センター

診療科・センター

臨床工学科

概要

スタッフ構成

現在19名の臨床工学技士が在籍し、血液浄化・心カテ・高気圧酸素・内視鏡などの分野で、専門的な医療知識・技術の提供を行っています。
医療機器の操作や保守管理を行うとともに、病院職員に対し勉強会開催など積極的な啓蒙活動を行っています。

各業務のご紹介

透析室での業務

当院の透析センターはベッド数61床を誇る、県内でも最大規模の透析施設です。
近年、透析装置を大幅に更新し、間歇補充型を含む血液透析濾過療法が、すべてのベッドで可能になりました。
透析室での業務は、透析液の作成から始まり、患者さんへの穿刺・返血などの透析療法業務の他、透析装置の保守管理業務を行っています。
特殊血液浄化療法(血漿交換・血液吸着・腹水濾過濃縮・持続緩余式血液濾過透析など)にも対応しています。

手術室での業務

手術室には様々な医療機器が多く設置しています。
手術が安全に行えるために医療機器の保守管理を行っています。
手術に関わる業務として、鏡視下手術での3Dモニター・光源・気腹装置の操作や下肢バイパス手術での血流測定などを行っています。

CAG室での業務

心臓カテーテル室での業務は、治療別に操作する機器が異なり高度な知識と技術を必要とします。
CAG室での業務は検査機器や治療機器の操作になります。
代表的な医療機器を挙げると、ポリグラフ(生体監視記録装置)・IVUS(血管内超音波)・OCT(光干渉断層血管撮影)・血管内視鏡
などの検査機器とロータブレーターなどの治療機器操作になります。
その他、IABPやPCPSなど生命維持管理装置の操作を行います。

不整脈アブレーション治療時には、カテラボ装置や3Dマッピング装置、心筋焼灼時の高周波発生装置の操作を行います。
ペースメーカー業務全般に携わり、埋め込み時は介助や操作・設定、埋め込み後は遠隔モニタリングを使い監視や情報集積を行い、ペースメーカー外来で業務を行っています。

高気圧酸素室での業務

HBO(高気圧酸素療法)とは、大気圧より高い気圧環境の中で酸素を吸入する事で、病態の改善を図る治療になります。

通常の呼吸で得られる酸素量に対して、10~20倍の酸素を体内に取り込むことが出来ます。
体内に取り込まれた大量の酸素は、手足の先まで行き渡り低酸素状態の改善を図る事から、さまざまな疾患の治療に用いられます。

当院のHBO装置は1種装置(庄内地域唯一のHBO装置)ですが、バルブの切り替えにより酸素加圧・空気加圧の双方可能となっています。

内視鏡室での業務

内視鏡室での業務は大きく分けると、介助・洗浄・事務になりましす。当院では医師とCEだけでで全ての内視鏡業務を行います。

介助業務は、胃カメラや大腸カメラ、特殊手技などで使用するスコープや高周波装置・レーザーなどの医療機器の操作・管理を行います。
洗浄業務は、3台のスコープ洗浄機を駆使し、検査・治療が終わるたびにスコープの機械洗浄を行い、次の検査の準備を行います。

鼻から挿入する経鼻内視鏡検査も行っています。

医療機器管理業務

病院内には用途に合わせ様々な医療機器があり、それらを保守・管理しているのが臨床工学技士です。

医療機器が安全で性能が維持できるように保守・点検を行い、さらに中央管理することで効率的で適切な運用が出来るようにしています。
各種医療機器毎に日常点検の実施、また定期点検の策定と実施も行います。

新人カリキュラム

血液浄化療法における透析業務の習得が第1段階です。透析業務は毎日行う業務で正確性や理解度が求められます。
第2段階で、特殊血液浄化と内視鏡業務を並行して習得していきます。

透析業務や内視鏡業務を習得すると、第3段階としてCE業務の習得に移っていきます。
CE業務は心カテや手術・HBO等、単独で業務を行う事が多いため、多くの業務に精通する知識と対処するスキルを身につける事がとても大事です。

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