庄内余目病院のブログ

第190回TCLS(徳洲会二次心肺蘇生救急教育講習会)開催

教育・研修

4月13日(土)~14日(日)に、徳洲会グループ主催のTCLS講習会が当院で開催されました。
これは、高度な医療機器や薬剤を使用する救命処置を学ぶもので、日本救急医学会認定のプログラムになっております。

当院からは23名(看護師、薬剤師、臨床工学技士)が参加。
まずは知識を学ぶための講義からスタートしました。

その後は、練習用の人形と実際の医療機器を用いて、心拍や心電図の確認、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、補助換気(人工呼吸)、除細動器(電気ショック)の実習を行いました。

ちなみに練習用の人形は、心電図に合わせて脈が拍動し、呼吸によって胸も動くため、とても臨場感のあるトレーニングができます。最初は戸惑っている参加者もいましたが、インストラクターの丁寧な指導と練習を繰り返すことによって、正確な対応ができるようになりました。

2日目は、筆記試験と実技試験が行われました。特に、実技試験は突然の心停止を想定して行うため、一刻を争う状況になります。皆緊張していましたが、学んだことをもとに全力を尽くし、晴れて全員合格することができました。

ちょうど桜の満開時期の開催でしたが、大変意義のある講習会になりました。参加者からは「知識を深められて良かった」「正確な技術が身についた」などの感想が聞かれました。今後もこのような機会を設け、救急レベルの向上に努めていきたいです。

臨床工学科 佐藤勇介

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