入院中の診察と看護について

1. 入院時に入院診療計画書に基づき、 病状や入院期間、 必要な治療・検査等についてご説明いたします。入院中の病状の経過や治療・検査内容などで疑問や要望があれば、医師・看護師にお申し出ください。
2. 主治医が定期的に回診を行います。
3. 入院中の看護、介護は病棟スタッフが行いますので、付き添いは必要ありません。事情によりご家族の付き添いを希望される場合はご相談ください。 (手続きが必要です)
4. 入院中の転倒・転落など不慮の事故防止については、別紙説明書に基づいてご説明いたします。 ご理解とご協力をお願いいたします。

食事・薬・面会について

1. 病状に応じた食事をご用意します。食事は治療の一つです。治療の妨げになりますので、自宅からの持ち込みはご遠慮ください。 また、湯呑み、はし、スプーンなどは食事毎にご提供いたします。
   食品アレルギーなどで食べられないものがあれば、お申し出ください。
2. 食事時間は朝食7：30～、昼食12：00～、夕食18：00～になります。
   患者様の病状や希望により、病室またはデイルームで食事をとっていただきます。
3. 医療安全上の理由により、入院時に病棟ですべての持参薬を一度お預かりし、薬剤師が確認した後にお返しします。 原則、入院中は持参薬を使用せず、当院の処方薬に切り替えて服用していただきます。
4. 入院中の薬の説明は、主治医の指示で薬剤師が行います。薬に関する相談は、薬剤師や主治医、看護師などにお気軽にお申し出ください。
5. 薬は看護師が配薬します。ご自分で管理している方は、 薬を受け取られたら薬の内容と服薬方法をご確認ください。看護師が服用状況を確認しますので、服用後は専用ケースに薬の空を入れてください。
6. 面会時間は、原則10：00から20：00までとなっております。ただし、感染症の流行状況により、面会制限や面会時間の変更等を行う場合がありますので、最新の情報は院内のお知らせや病院ホームページのインフォメーション等でご確認ください。
   
   面会時間についての最新情報はこちらから
   
   尚、患者様が隔離の必要な感染症である場合は、 原則、面会をお断りしております。必要に応じて、マスク・手袋・ガウンなどを着用して面会していただくこともあります。

感染防止対策について

患者様や面会される方を感染症から守るため、以下についてご協力をお願いいたします。

1. 手指衛生の実施
   病室に出入りする時や食事の前、排せつの後は、 手指衛生を行ってください。
   面会の方も入室やお帰りの際は、病室入口の手指消毒剤を必ずご使用ください。
2. マスクの着用
   病院内の移動時は、患者様にマスクの着用をお願いする場合があります。
   面会の方も院内でのマスクの着用にご協力をお願いいたします。
3. 花類のお見舞い品の制限
   生花の花瓶や鉢などの水は、細菌が繁殖しやすく感染症の原因にもなりますので、患者様の精神的な安定を図る範囲内での持ち込みとしてください。病棟では管理できません。
4. 床に物を置かない
   床は病原体が付着している可能性が高く、物を置いたり、手で触ることはお避けください。

その他

1. 患者間違い等を防止するため、入院中は個人識別用リストバンドをご着用ください。
2. 患者様のプライバシーに配慮し、原則、病室入口に名前を表示しておりません。不都合な点や表示の希望がある方は、看護師にお申し出ください。
3. 患者様の病状により、病室や病棟の移動、主治医が変わる場合があります。病棟が変わる場合のみお知らせします。病棟内での部屋移動の際はご連絡をいたしませんので、ナースステーションでご確認ください。
4. 入院中に外出・外泊される場合は、主治医の許可が必要となりますので、看護師にお申し出ください。
5. ご意見・ご要望などは遠慮なく職員や看護師にご相談ください。また、1Fフロアまたは各病棟デイルームにあるご意見箱をご利用ください。
6. 入院中に他医療機関での受診の予約がありましたら、看護師にお伝えください。また、入院期間中は、原則、入院した医療機関で薬を処方するルールとなりますので、当院以外で定期薬がある方は、ご家族様が他医療機関で処方を受けることがないようご注意ください。（診療科や薬剤によってはこの限りではありませんので、看護師にお聞きください）