5/17(金)に、リハビリテーション科の福村直毅医師(非常勤)による嚥下治療の職員研修があり、病棟やリハビリスタッフ、管理栄養士、医療相談員等を中心に54名の参加がありました。
福村医師は、横向きの姿勢で食べる「完全側臥位法(かんぜんそくがいほう)」を発見した摂食嚥下領域の専門家です。
今回は、「ここまでできる!嚥下治療~完全側臥位法と応用~」をテーマに、嚥下機能の基礎から嚥下障害に対しての対応方法についてお話がありました。
福村先生は当院で2か月に1回、嚥下内視鏡での嚥下評価(VE)を行っており、講演でもVEの映像を中心に、横になって食べるという完全側臥位での食事が嚥下障害の方に有効であることを説明頂きました。また、実際には見ることが難しい、のどの中の仕組みを喉頭模型に触れながら学ぶことができました。
参加者からは、「たくさんの映像を見せてもらえ、嚥下の仕組みがわかりやすかった」「VEで観察するポイントが理解できた」「完全側臥位の実技での説明も聞きたかった」「また次年度もお願いしたい」といった感想がきかれました。
リハビリテーションセンター 言語聴覚士・芝田
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