診療内容
皮膚科では、かゆみ、アトピー性皮膚炎、かぶれ、できもの、虫刺され、ニキビ、水虫、イボ、ウオノメなどの皮膚病を診断し治療します。範囲は全身の皮膚ですが、見える範囲の粘膜や毛髪、爪の異常なども皮膚科の領域です。患部がすぐ見られるように脱ぎやすい服でいらして下さい。
多くの皮膚病で治療の柱となるステロイドの塗り薬は、誤解されている方が多いのですが、医師の指示を守って正しく使えばとても良い薬です。とくにアトピー性皮膚炎では、ステロイド外用薬、プロトピック®、保湿剤の3種類を、皮膚科医の指導に従って適切に使用すれば、症状は改善して、痒さも少なくなり、普通の肌になり、QOL(生活の質)も大変良くなります。長年お悩みの方はぜひどうぞ。
皮膚がんの疑いがある病変には形成外科と連携して検査や手術を行います。
皮膚科は常勤医がおらず、診療も週1回のため、入院を必要とするような皮膚病の方はしかるべき病院へご紹介します。診察日は週によって曜日が異なりますので当ホームページの“週間外来診療予定表“か、病院備え付けの広報誌「あまるめ~る」でご確認ください。予約診療が原則ですが直接来院の方も可能な限り診察します。ただし予約の方優先なので待ち時間が長くなる事をご了承ください。
予約すれば日本医科大学名誉教授、本田光芳先生の診察を受ける事もできます。本田名誉教授は日本でも指折りの臨床家で、私たち皮膚科医の恩師でもあります。診察日こそ異なりますが、同名誉教授ご指導の下、相談しながら診療を行なっております。