年をとったら「もの忘れ」はしかたないもの、いったん「もの忘れ」が始まったらもう治らないもの、そう思ってはいませんか？ひとくちに「もの忘れ」といってもその内容はさまざまで、その原因もいろいろです。適切に原因を治療することによって「もの忘れ」が回復することも稀なことではありません。 また、これまで治療の方法が無いとされてきたアルツハイマー病（脳の細胞が減ってしまう病気）のような「もの忘れ」に対しても、効果のあるお薬が登場し広く使われるようになっています。 大切なことは他の病気と同じように、まず予防すること、次には早く診断して一日も早く治療を始めることです。
当院では「もの忘れ」を早く発見し、適切な治療を開始することを目的とした「物忘れ外来」を開設いたしております。専門医による診察、血液検査、神経学検査、画像検査などを通して総合的な診断・治療を行います。「なんとなくもの覚えが悪くなった」「人の名前がすぐに出てこない」など、心当たりのある方に受診をお勧めします。