概要
スタッフ構成
- 臨床検査技師8名
- 日本超音波医学会認定 超音波検査士7名
- (循環器6名、消化器8名、体表4名、健診3名、血管2名、泌尿器1名、複数認定者有)
- 二級甲類臨床病理技術士(循環器生理)認定4名
- 緊急臨床検査士 認定5名
- 血管診療技師1名
主な業務内容
検体検査室、生理検査室、心臓センターの3フロアに分かれ、緊急検査をはじめ腹部・血管・心臓超音波検査などの画像検査を中心に検査を行っています。画像検査では患者さんが安心して検査を受けられるように、超音波検査士の資格を有する技師が検査を実施する体制作りをしています。
参加している外部精度管理
- 日本医師会サーベイランス
- 日本臨床検査技師会サーベイランス
- 徳洲会サーベイランス
生理検査
心エコー
心臓超音波装置です。
心臓の各部位や、大きさ、動きの異常および弁膜症の有無などを調べます。検査時間は、約20~40分です。
腹エコー
腹部超音波装置です。
主に、肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓を調べます。
頸動脈や、腎動脈および四肢などの全身の血管検査も行っています。
検査時間は検査部位により、約15~60分程です。
心電図
心電図装置です。
不整脈、虚血性心疾患などの診断に利用します。
検査時間は約5分です。
SPP
当院創傷ケアセンターにおける必須検査です。
下肢を中心とした末梢血管の血流の評価を行います。
検査時間は測定箇所や部位によって異なり、1時間~2時間前後を
いただいております。
ABI
四肢に血圧計をつけ、血管の硬さすなわち動脈硬化の度合い・下肢血管のつまり具合などを測定します。検査時間はおよそ10分程度です。
眼底・眼圧・聴力・呼吸機能
主に人間ドックの方、ならびに健康診断の方を対象に、各種検査を
実施しております。
3DOシステム
立体、歩行時の足圧分布、身体バランス、歩行パターンを測定します。
検査時間は、歩行状態により異なりますが、15分程度です。
検体検査
検体検査室では、患者さんより採取させていただいた血液・尿・便などを用い、さまざまな項目の測定データを提供しています。検査システム・各自動分析機を使用し、すべてにおいて迅速かつ正確な情報提供を行えるよう、技師一人ひとりが努力しています。
生化学検査
日本電子「BM6050」です。
血清(血液を遠心してとれる上清)にてさまざまな項目を測定します。
一般的なものとしては「肝機能・血糖・コレステロール・中性脂肪」などがあげられます。
血液検査
自動血球分析装置「XT-1800i」です。
血液を固まらない状態にしておき、血液中の赤血球・白血球・血小板などの数を調べます。
貧血の検査はこの機械で行います。
免疫検査
免疫測定装置「ARCHITECT_i1000R」です。
甲状腺ホルモン、肝炎ウイルス、腫瘍マーカー等を測定しています。
その他
他に「尿分析機」、「凝固測定機」、「血液ガス分析機」など各種の自動分析装置があります。また、感染症検査・輸血検査(血液型検査・交差試験など)も実施しております。